NPO法人京都禁煙推進研究会(以下NPO)は、故繁田正子先生がなされていたタバコ・喫煙問題に関わる数多くの社会的活動、学術的活動などにおいて、後進育成に尽力されていたことに鑑み、次世代を担う若者のタバココントロール活動の推進を図る目的で2014年に「まさこ基金」を設立した。2022年度は2月1日から5月31日までを応募期間とした。応募締め切り日までに4件の事業の応募があった。NPOの理事7名および外部の第三者1名の8名の委員で審査会を結成し、審査基準に基づいて各委員が応募事業について評価し、意見を表明したうえで、6月23日にオンラインで審査会を開催した。応募事業の内容および助成金額について慎重に審議した結果、下記の事業が今年度のまさこ基金助成対象に選ばれた。
1.渡瀬麻友子(32) 東京医療センター 呼吸器内科
小学校児童を対象とした喫煙防止教育のあり方の検討(助成金額:50,000円)
2.浅井 泰詞(39) 高千穂大学 人間科学部 助教
マスクの着用はサードハンドスモークを助長するか?(助成金額:95,994円)
3.小野龍太郎(33) 京都府立医科大学大学院 歯科口腔科学
歯科用X線写真の禁煙支援ツールとしての有効性(助成金額:62,800円)
4.吉原 伸弥(35) 獨協医科大学 小児科学
タクシー運転手を対象とする、乗客の車内喫煙企図状況および本人の喫煙状況についてのアンケート調査(助成金額:100,000円)
2019年9月1日
2019年度まさこ基金助成審査結果報告
NPO法人京都禁煙推進研究会(以下NPO)は、故繁田正子先生がなされていたタバコ・喫煙問題に関わる数多くの社会的活動、学術的活動などにおいて、後進育成に尽力されていたことに鑑み、次世代を担う若者のタバココントロール活動の推進を図る目的で2014年に「まさこ基金」を設立した。今年度は6月7日から30日を応募期間としたが、応募件数が少なかったため募集期間を7月12日に延長した。応募締め切り日までに5件の事業の応募があった。NPOの理事4名および外部の第三者1名の5名の委員で審査会を結成し、8月19日から31日の間に紙上審議を行った。各々の審査委員から申請事業に対する意見を出し合い、慎重に審議した結果、下記の事業が今年度のまさこ基金助成対象に選ばれた。
まさこ基金2019年度助成事業一覧 |
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No. |
事業名称 |
氏名 |
所属 |
助成金額(円) |
1 |
長崎大学タバコフリーキャンパスプロジェクト |
河野 哲也 |
長崎大学保健・医療推進センター |
30,000 |
2 |
大学生への理想の防煙教育のあり方についての検討 |
正木 克宜 |
慶應義塾大学医学部呼吸器内科 |
30,000 |
3 |
効果的なタバコフリー啓発活動への取り組み |
三好 希帆 |
京都女子大学「健康に関するサークル ラ・サンテ」 |
89,640 |
4 |
防煙教育・禁煙支援に携わる薬学生及び若手薬剤師の育成 |
谷口美保子 |
神戸薬科大学臨床薬学研究室 |
92,040 |
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合計金額 |
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241,680 |
タバコフリー京都
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